今後に向けて -漁村滞在型観光ツアー成功への道-

Categories: コンシェルジュ体験記

こんにちは。いえしまコンシェルジュ中西です。

家島の人々 まちの醤油屋さん』について、追記いたしました。家島の人の温かさに感謝。

さて、家島島内でのインターンを終え、家島を案内できる「いえしまコンシェルジュ」に少し近づけた様に思うこの頃ですが、今後は、外国人の方を対象とした漁村滞在型の観光ツアーを予定しています。もう来月に差し迫っています!!

ツアー実施に向けて、これまでの成果をまとめるとともに、コンシェルジュメンバーで話し合いながらツアーの準備を進めます。

それらの様子も随時、このブログで報告していきたいと思っていますので、今後ともご期待・応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

家島にあって、都会にないもの

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 こんばんは。いえしまコンシェルジュ中西です。大阪に戻ってきて3日目。

家島で1ヶ月生活してみると、これまで当たり前に過ごしてきた都会での生活が異様に思えてきます。

道を歩くと、電車に乗ると、まったく知らない人ばかり。少しこわいとさえ思ってしまいました。
ちょうど今日、電車の中で、資格試験の参考書を持っているサラリーマン風の男性が、それをきっかけにおじさんに話しかけられていました。
サラリーマン風の男性は初め戸惑いを見せたものの、少しすると笑顔になって会話を楽しんでいました。
僕はこれを見て、知らない人に話しかけること/話しかけないことのどちらが自然なことなのかわからなくなりました。

先日の取材活動に参加してくれた早稲田大学の飯沼伸二郎くんがこんな感想を寄せてくれました。

『僕が家島で印象に残ったのは、特に2つある。

1つめは、家島のヒトである。
まず、NPOいえしまのおばちゃん達の底抜けの明るさにカルチャーショックをうけた。
次に、ヒアリングに協力してくれた大立旅館のかよさん、焼き肉でみせの濱田夫妻、には、家島の歴史からプライベートな話しも含めて嫌な顔一つせず対応してくれて、温かさと素朴さに触れる事ができた。
最後に、まちなかの至るところでおじさまおばさまに話しかけられ、「どこ出身なん?…えええー!!?東京なん??なにしにきはった〜〜?」と、皆とてもオーバーなリアクションをとって、無邪気に話しかけてくれることに親しみを覚えた。
家島の人たちはみんなヒトとヒトとの距離が近く、都会に住む僕にとって新鮮で魅力的に感じた。

2つめは、まちの歴史やストーリーの大切さである。
ヒアリングを通して、家島の歴史について理解する事ができると、それを聞く前とは明らかにまちに対するまなざしが変わっていた。例えば、最初、港を降りたった時、船やクレーン・家島ライオンズクラブという団体が掲げている看板など、あまり気に止めていなかった。しかし、ヒアリングを終えて、まちを歩くと、今まで見えていなかったそれらの要素が、急に親しみをもって目に飛び込むようになってきた。その裏に潜む歴史や経緯やドラマを知る事によって、歩いていて色んな発見が増えるという体験は貴重なものだった。

最後に、この場を借りて当日協力してくださった皆様に感謝したいと思います。
ほんとうにありがとうございました。家島の今後の活動を楽しみにしています。』

インターン期間の終了

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こんばんは。いえしまコンシェルジュ中西です。家島生活27日目。ついにこの日がやって来てしまいました。

今日は家島を離れる日。

昼過ぎの船で出発。

最後の昼食は、メバルの煮付けとその煮汁でそうめん。漁村の味を噛みしめる。

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大阪に戻ってきた今、今回のインターン結果を「ただ楽しかった。美味しかった。」だけではなく、成果、課題や問題点を整理して、次のコンシェルジュの活動につなげていかなければならないと感じています。

家島にて生活をして感じたことは、
『家島は不便なところです。船も1時間に一本程度。乗り場もわかりにくい。携帯電話の電波は弱い。郵便物は午後3時半ぐらいままでに出さないとその日に送れない。島内の交通の手段は限られている。コンビニもない。
しかし、それ以上にと言うべきか、それゆえにと言うべきか、人々の生活に根付いているどこか懐かしさを感じさせる情緒的な雰囲気があります。そこに家島が快適である・心地よい理由があるのではないかと思います。』

『割烹旅館 志みず』でのインターンで、高島さんが取組んでいる活動に共鳴する多くの方々とも出会うことができました。これはとても大きな収穫だった思います。本当にお世話になりました。

そして、家島のみなさん、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

オープンウォータースイミングが行われました。

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こんばんは。いえしまコンシェルジュ中西です。家島に来て26日目。本日は、家島に最も人が訪れるイベント、『ひめじ家島オープンウォータースイミング』が行われました。

このイベントは同じ家島諸島に属する男鹿島から家島本島までを泳ぐ3.2kmのコースが特徴的です。その他、港内を周回する1kmのコースなどがあります。

今年で4回目となり、年々参加者は増えているようで、参加者を選ぶのに抽選が行われています。

初めて家島に来られた東京からのお客様が「瀬戸内だから波も立たないぐらいだろうと思っていた。」と言っていたのが印象的でした。僕たちからすれば、東京湾にどれくらいの波が立つか想像できません。それと同じ感覚でしょうか。

しかし、そのお客様「関西の釣り好きの人に聞くと、『あー家島だろ』と言われた。」とも言っていました。そして、家島の雰囲気を特に気に入っていただいた様で、「来年は特別なことがない限り、宿泊を長めにとって来ます。」と言って帰られました。

こうして、家島を訪れてくれる・関心を寄せてくれる方々が増えることはとてもうれしいことです。家島をしてもらうきっかけとして、このイベントは大変意味の大きいものですね。

【追記】神戸新聞「島から島へ3・2キロ 姫路・家島で水泳大会」
http://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/0003375245.shtml

観光客に向けて情報を発信するための取材をさせていただきました。

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こんばんは。いえしまコンシェルジュ中西です。家島滞在25日目。今日は家島島内の旅館とお店の取材第1弾を実施いたしました。

家島近海で獲れる魚、豊かな自然やどこか懐かしさ感じさせる風景、そして温和で気さくな人々を堪能するにはどうすればよいか。家島を訪れる観光客へ向けてそれらの情報を集めるために取材活動を行いました。

この日のために家島に滞在していたと言っても過言ではありません。

オープンウーォータースイミングの前日という大変忙しい日にも関わらず、お店の方々は本当に快く引き受けてくださいました。

それぞれのお店で、興味深いお話を伺うことができました。お時間を作っていただき誠にありがとうございました。

また今回の取材には、いえしまコンシェルジュ4名のほかに、学生も4名参加してくださいました。僕たちいえしまコンシェルジュよりも新鮮な、より観光客に近い視点を期待していました。彼らの感想もここに記せそうです。

1日を振り返り、これらの結果を反映できるような有意義な情報発信にしなければいけないと感じています。

魚の配達方法

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こんばんは。いえしまコンシェルジュ中西です。家島生活も24日目です。

以前このブログでも紹介しましたが、家島では食べる直前に魚を絞めます。
そのため、魚の配達方法においては面白い方法を見ることができます。

その配達方法とは・・・生きた魚を入れた網を桟橋につなぐのです。
そして朝5時半ごろ、漁師さんから「繋いでおいたでー」と電話が入ります。

他人に盗られてはいけないので、また海水の温度が高くなって魚が弱る前に網を揚げに行きます。

魚がぴちぴち跳ねるため、なかなか樽に移しかえ難く、時折、海に帰っていきそうになります。
慌てるので、この瞬間だけは写真が撮れません。

奮闘の後。

全てがこの配達方法ではなく、この漁師さんはこの配達方法です。
この配達方法、かなり面白い。

家島の方言

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こんばんは。いえしまコンシェルジュ中西です。光陰矢の如し。あっという間に、家島滞在23日目。

家島で生活していると、関西弁を話している僕でも意味がわからない言葉があります。
たとえば「ふっつり」。『たっぷり』とか『いっぱい』という意味で、「昨日はふっつり寝てしまった。」という風に使われます。
また、「べっちょない」という言葉。『問題ない』という意味の言葉です。
南の風を「ヤマデ」、西の風を「コチ」と言います。風に敏感なのは海、漁の関係からでしょうか。
しかし、「コチ」には同音異義語として自分のことを表す一人称の意味もあります。これは古語の「こち」「そち」から残っているものだと思われます。

先日、夕焼け時、遠くの空を見つめた女性から「こんなんなら、そばへでも来たらいいのにね。」と言われてドキッとしました。もうすぐ僕が家島を離れるという会話をしていたところだったので、大胆なアプローチを受けたのかと思ったのですが、家島の言葉で「そばえ」とは『夕立ち』のことだったのです。つまり、「こんな暑さだったら、夕立ちでも来ればいいのにね。」という意味で、少し恥ずかしい思いをしました。

また、ご飯ができたので「さぁ食べよ、食べよ」のことを、それと全く同じイントネーションで「さぁ食べろ、食べろ」と言います。

こういった言葉がある一方、関西地方で使われる「ごっつい」という言葉はよく耳にします。
また、京都の方に残る打消しの意味を持つ「~するまい」という言い回し。古語にありますね。
大分の方でよく使われるのでしょうか『~しているのに』『~だったのに』という意味を持つ「~しよんに」「~やったんに」という言葉もよく聞きます。
やはり家島は大阪―大分の航海の途中に立ち寄られた場所だったのではないかと思います。

相手のことを指す「おまいはん」はどこの言葉でしょうか。
一度、方言地図を調べてみたいと思いました。
しかし、同じ家島諸島にある坊勢島に行くと、言葉もイントネーションもまた異なり、家島の言葉になれてきた僕でも聞き取れないほどです。
家島諸島、不思議な島々です。

情報発信活動に取組みます。

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こんばんは。いえしまコンシェルジュ中西です。家島に来て22日目になります。

家島にはコンビニはありません。
マクドナルドも吉野家もありません。
観光地としてのランドマークもないため、訪れた方からよく言われます。
「何もないところだ。」と。

どこに行けばどんなものが食べられるか。
どこでどんなことができるか。どんなものが見られるか。
誰に聞けば教えてくれるか。
僕自身、まだよくわかっていません。
観光で初めて訪れた人ならなおさらでしょう。

そのため、家島を観光する際の手助けとなることができればと思い、いえしまコンシェルジュとしてそれらの情報をまとめ、発信する活動に取り組みます。
次の土曜日28日には、家島島内の旅館と食事ができるお店を回り、お話を伺います。
「どんなものが食べられるか。」をお聞きすると同時に「どんな思いでサービスを提供しているか。」「どんな背景があって家島で営んでいるのか。」などそれぞれのお店の雰囲気や個性を感じ、自分たちの言葉で伝えることができればと思っています。

地蔵盆を見てきました。 2

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こんばんは。いえしまコンシェルジュ中西です。家島に滞在して21日目。だんだんと魚の美味しさが当たり前になってきてしまっています。慣れというのは大変恐ろしいものです。

さて昨日に続き、地蔵盆を見てきました。

今日の感想。人、人、子ども、子ども、人、人。

大人も子どももお菓子をもらうためにお地蔵さんの前に大挙して押し寄せます。

このお地蔵さんには“言われ”があります。お世話をしているたこ焼きの高島さん家のおかあさんに教えてもらいました。

「うちのおじいさんが石船に乗っていた。石を採掘する際、石の中から赤ん坊の泣き声がするので、これは何かあると思い、人の形に見える石を持ち帰った。これを石船に祀っていたところ、その船は災難にも遭わず、大層稼がせてもらった。公に祀れるところを探していたところ、この場所を見つけてお地蔵さんとして置かせてもらっている。それ以来、毎年、家族がお経を頼んだり、お菓子を配るなどのお世話をしている。」

とのことでした。

おかあさんの言うとおり「発掘されたままのお地蔵さんなので、形は良くない」ものでした。しかしその“言われ”を聞くと、お地蔵さんを見る目が変わりました。

子どもたちにとっては、お菓子がもらえる楽しいイベントに過ぎないかも知れません。しかし、こういった物語がこのイベントとともに受け継がれることを望みます。

地蔵盆を見てきました。

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こんばんは。いえしまコンシェルジュ中西です。家島の勉強20日目です。「うたせを見に行ってきました2」「家島の生活文化 住民意識(宮 真浦 坊勢)」について追記しました!

今日は地蔵盆があると聞いたので近くのお地蔵さんを見に行きました。

きれいに飾られていました。お地蔵さんの近所に住む人がお世話をしています。そして子どもたちにはお菓子が配られます。

お世話をされている方々に、このお地蔵さんが建立された経緯を教えてもらいました。

このお地蔵さんの前面の道路は海だったため、海に落ちる子どももいたようです。そういった子どもを供養するために建立されました。除難地蔵尊と名づけられています。

大きなお地蔵さんである破風のお地蔵さんにも行きました。

どうやら明日が本番みたいです。お世話をしている方々が準備をしていました。

帰り道に出会ったこんな路地角の小さなお地蔵さんも飾られています。素晴らしい。

明日も見に行こうと思います。子どもがお菓子をもらう様子も見てみたいです。